SCをLCへ、既設のSC配線をそのままご活用いただけるLC/SC変換プラグ
光ケーブル
SCコネクタ
LCコネクタ
お客様の課題を解決する、簡単で使いやすい製品としてご好評いただいている『LC/SC変換プラグ』。SCプラグ付きのケーブルをLCアダプタに接続できるこの製品を導入された工事会社様に、導入の背景や選定理由、そして導入後の効果についてお話を伺いました。
某工事会社様
導入背景
既設のSCコネクタ付光ケーブルを利用して、LCコネクタインターフェースの無線装置に接続したい
携帯電話の無線基地局では、敷設されている光ケーブルのコネクタは主にSCタイプが使われていますが、最近では無線制御装置のインターフェースにLCタイプが増えてきています。そのため、敷設済みの光ケーブルを出来るだけ再利用するために、SCアダプタを搭載した光パネルとSCコネクタとLCコネクタが取り付けられた光ケーブルを追加で用意し、配線を行なっていました。ただ、これには設置コストやスペースの確保が課題となっています。敷設済みのSCケーブルをLCケーブルに敷き直すのは、現状では非常に難しい状況です。ですので、既存のSCケーブルをうまく活用しながら、LCアダプタが搭載された無線装置に安価で効率よく接続できる方法を模索していました。
選定のポイント
SCコネクタに『LC/SC変換プラグ』を取り付けるだけで、簡単かつ使いやすい
SCコネクタに「LC/SC変換プラグ」を取り付けるだけで、簡単にLCコネクタとして利用することができてとても便利です。特に、隣り合ったコネクタ同士が干渉しないように設計されているので、スペースが限られた場所でも使いやすいのが助かっています。ただ、プラグ形状の変換コネクタだと、2心LCアダプタや光モジュールの2心SFPなどに使う場合、干渉して1心しか接続できないのですが、その点も考慮されていて、SCコネクタ側とLCコネクタ側の間をフレキ管で保護した光ファイバで接続するタイプもあります。これなら、より柔軟に対応できるので、とても使い勝手が良く、現場でも重宝しています。
導入効果
設置スペースの余剰が増え作業工数や部材コストも大幅に削減できました
LC/SC変換プラグと既設のSCコネクタ付光ケーブルを接続するだけで、LCコネクタインターフェースの無線装置に接続が出来るようになりました。今まで用意していたSCアダプタ搭載の光パネルやSC-LC光ケーブルが不要となったので、設置スペースの余剰が増え、作業工数や部材コストも大幅に削減できました。また、フレキシブルタイプのLC/SC変換プラグ(※)を使うことで、フレキ管の部分でRを確保できるため光ケーブルに負荷がかからず、光ケーブルの取り回しがとても容易になりました。
※LC/SC 変換フレックスプラグ。フレキ管部分は最大で90°まで曲げられます。
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