差込結線方式電源コネクタ～施工時の作業性アップに貢献～

丸形コネクタ

これまで多くのお客様に導入実績を持つ、三和電気工業の丸形コネクタ。
今回はその中から、工具を一切使わずに、コードを差込むだけで結線できる差込結線方式電源コネクタを導入頂いた工事会社様に、導入の背景や採用のポイント、導入効果を伺いました。

某工事会社様

部署: -

社員数: 1,000名以上

業種: 情報通信関連事業

業務内容: 光ファイバ等敷設工事
ネットワーク機器の配置配線

導入した製品: 差込結線方式電源コネクタ

導入背景

半田付け以外でもっと容易にコードを結線できる電源コネクタが欲しい

基地局の無線装置等で使用している電源コネクタについては、コネクタ端子に半田付けでコードを結線しているため、屋外作業では、電源用発電機や半田ごての準備に手間が掛かっていました。また、半田付けには、施工者認定が必要で、技術習得までに時間が掛かります。
そこで、半田付け以外でもっと容易にコードを結線できる電源コネクタを探していました。

端子半田付けのイメージ

選定のポイント

工具を一切使わずにコードを差込むだけで結線できる

三和電気工業さんの差込式電源コネクタは、工具を一切使わずに、コードを差込むだけで結線できるところが、採用の大きな決め手でした。また、コネクタ側面には、誤って結線してしまった際にやり直しのきく結線解除レバーも付いているため、安心して作業が行える点も大きなポイントでした。
コードの皮むき量の目安が、インシュレータに付いているところも計測の手間が省けて良いですね。

差込結線方式電源コネクタのイメージ

結線解除レバーのイメージ

導入効果

”作業工数の削減“ と “安全性の向上” に貢献

半田付けのスキルを必要とせず、コードを差込むだけで簡単に結線することができるので作業効率が上がりました。また、半田付けの工具類や発電機が不要になったため、準備の手間やコスト削減にも繋がりました。半田ごてによる火傷の心配もなく、安全性も向上しました。
その他、嵌合相手側のレセプタクルについても半田付けではなく、圧着工具で結線できるタイプが用意されているのは良いですね。