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高密度実装を実現するデータセンター向けMPOパッチパネル

データセンター

パッチパネル

高密度実装と省配線化を実現する「LC-MPO96心パッチパネル」を導入頂いたKADOKAWA Connected様に、導入の背景や採用のポイント、導入効果を伺いました。

高密度実装を実現するデータセンター向けMPOパッチパネル
企業イメージ

株式会社 KADOKAWA Connected

部署
KCS部 Network&Facility課
社員数
154名(2020年2月時点)
業種
ICT/業務コンサルティング、システム設計/構築/運用、クラウドサービス、Bigdataサービス
業務内容
株式会社KADOKAWA Connected様は、株式会社KADOKAWAおよび株式会社ドワンゴのICT(情報通信技術)部門メンバーからなる新たな組織として2019年4月に設立されました。業界最高水準のICTサービスを社内外に提供可能な体制を構築し、外販も含めた新たなビジネスモデルを確立するための活動にも積極的に取り組んでおられます。
導入した製品
LC-MPO 96心パッチパネル
サイトURL
https://kdx.co.jp/

導入背景

当社のLC-MPO96心パッチパネルを導入頂いた経緯について教えてください。

従来は、サーバーと10Gのポートを持ったスイッチ(LC)間を、1対1で繋げていたのですが、スイッチが大量に必要な状況が発生した際に、光ケーブルも大量に配線する必要があり、かさばって取り回しが大変でした。そこでまず初めに、省配線化するためにスイッチを高密度化(MPO)し、次にそのスイッチとサーバーを配線するための選択肢として、ブレイクアウトケーブル(分岐ケーブル)の導入を検討しました。ですが、ブレイクアウトケーブルも大量に引くと結局かさばってしまい、取り回しが大変な状況はあまり変わりませんでした。このような問題があり、スイッチとサーバーを接続する光ケーブルの取り回しも良く、且つ高密度サーバーラックを実現するソリューションを模索していました。

選定のポイント

LC-MPO96心パッチパネルを採用する決め手となったものはどのようなものだったのでしょうか。

三和電気工業(現・三和テクノロジーズ)さんのブレイクアウトボックス(LC-MPO96心パッチパネル)は、光ケーブルの取り回しの問題が解決し、さらにシャッター付きという利点があったので、高密度サーバーラックを実現するためのソリューションになると期待を持てました。シャッターには2つの利点があって、まずは遮光機能です。フォルトロケータで可視光を入れて対象のポートを探すのですが、うっかりレーザーを見てしまうというような事故が考えられます。そういった事故を防ぐためにも、シャッターがあるとレーザーが直接目に入らないので、安全性の面で大きなポイントでした。 もう一つは防塵機能です。データセンターは意外と汚れているので粉塵対策が重要になります。シャッター付きの光アダプタを採用することで、粉塵対策ができ、且つキャップを取り外す手間もなくなるので作業性が良くなるというのもポイントでした。

導入効果

実際に導入いただき、期待されていた効果は得られましたでしょうか。

ブレイクアウトボックス(LC-MPO96心パッチパネル)を使うことによって、ポートを従来の4倍高密度で収容することができ、省配線化を実現できました。また、シャッター付きアダプタというのは、本当に素晴らしいものだと思います。三和電気工業さんの製品は高い品質で導入以来トラブルは無く、クオリティコントロールをきちんとされている会社だと実感しています。このMPO96心のパッチパネルの導入は、我々としては良い選択だったと思います。

LC-MPO96心パッチパネル

サーバーラック実装例

今後の展望

今後はどのように活用していきたいとお考えですか。

現在、ブレイクアウトボックス(LC-MPO96心パッチパネル)は、当社のデータセンターの標準仕様となっています。ですので、今後も増設したり新たにデータセンターを立ち上げたりする際には、全てのラックに導入し活用していきたいと考えています。 また、現在当社が業務を請け負っている某商業施設にもこのブレイクアウトボックス(LC-MPO96心パッチパネル)を導入しました。絶対に他に負けることのない、最強のネットワークとなっています。今後も高速ネットワークの構築に向けて活用していきたいです。

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